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~公道と思いきや私道だったとは!!不動業界と行政が抱える大きな問題とは!?~

      2016年1月06日

投稿者:ひろき

皆さんこんにちわ。ひろき親方です。

だんだんと、更新の間が開いて来ています。本当にマズイです。引き締めてまいります。

今日のお話しは、不動産を購入する時に注意しないと大変な事になる件です。法律的には合法?かもしれませんが、今となっては負の遺産的内容です。要するにグレーゾーンです。

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道です・・・。

皆さんはこの道は「道」「道路」として認識されていると思いますが、道には大きく分けて2種類あります。1つ目は「公道」公の道と書いてコウドウです。2つ目は「私道」私の道と書いてシドウです。そのまんまです。

公道は、いわゆる行政が管理所有する道で、どなたが通ってもいい道です。普通の道です。

今回の写真の道は、一見普通の道ですが実は私道であって、私の道つまり個人所有または法人、個人が複数で持つ等、行政・国の管轄外の場合の道であります。

「私道やから通ったらあかんの?」とお思いでしょうが、このタイプの道路は通行可能です。この道を複数の人が利用しないと通れない現況ですから「通るな!」とは言えないわけです。こういう道は私道でも「公衆用道路」と言います。

今回の話は、もう少し掘り下げます。

この道路、昭和50年代、建売住宅の初期の時代に良く見かける分譲携帯です。実はこの道路、その当時販売されていた業者さんが所有管理をされている道路なんです。つまり、この道路使って出入りする住民の方々は、購入時、他人の道路を使わせてもらっている状態で家を購入しているわけです。

本来現在の建築基準法では、「4m以上の公道に2m以上接していなければならない」と書かれています。公道ではないのですが、建築が出来る。ここがらへんからがグレーゾーンなわけです。

昔ながらの村なんかだと、近所の人たちが皆使いやすいように、土地を少しずつ出し合っているケースが有り、そんな場所は特例でOKを出してくれる場合が有ります。これを利用したわけです。これを「但し書き道路」といいます。

現在写真の道路を所有している販売業者は存在していません。ここからが問題です。

道路中には水道管や排水管が埋設してあって、皆さん利用しているわけですが、故障・メンテナンス・新たに水道を引きこむ場合はどうなるでしょう。そうなんです、所有者の許可が必要になってくるのです。

会社は無い、許可ももらえない、行政も動けない、このようなケースが日本では沢山ある様に聞いています。

昔の事だとはいえ、所有者の財産価値はこれだけの為に、随分と損なう事になります。空き家問題も大事ですが、このような問題もどないかしないといけないと感じる所です。

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